むちうちなら金町南口整骨院

ギックリ腰って?~原因と対処~

金町南口整骨院のホームページをご覧くださりありがとうございます。

当院に来られている患者さんに

「過去にぎっくり腰になったことがありますか?」と質問すると

「なった事がないけど、動けないくらいの痛みになった事はある」という回答を頂いたり、それに近い表現をされる方がいます。

自分からすると、動けないくらいの痛みならぎっくり腰に近い状態ではないのかな?と思うのですが、患者さんからするとそもそもぎっくり腰ってどういうものか?分からない方が多いのでは、と思い記事を書こうと思いました。

 

ギックリ腰とは!

ぎっくり腰の方が皆さん聞きなれていると思いますが、正式には急性腰痛と言ったり、急性腰部捻挫と言います。

急性という言葉ですが、意味としては

症状が急に起こり、その進み方が速いこと。対義語として慢性。

分かりやすく説明すると、いきなり症状が出現してくる感じです。
ぎっくり腰も多くは1週間〜3週間で自然に回復するケースと、1ヶ月経過しても中々痛みが抜けきらないで慢性化するケースに分かれます。
ぎっくり腰と聞くと皆さん腰の骨に異常が起きているのでは?と思ってしまう方も多いのですが、大半以上は筋肉・筋膜・関節などの問題で痛みを引き起こしています
これも分かりやすく言うと

  • 筋肉・筋膜が肉離れみたいに損傷している
  • 関節が捻挫状態に陥って靭帯損傷している 
  • 筋肉・筋膜がガチガチに固まって神経を圧迫して痛みを出している

の3つのパターンが多いです。

多くは先ほど説明した通り自然回復していきますが、発症を繰り返している方はどんどん悪化していくので慢性化が進みぎっくり腰を繰り返す頻度が早くなってしまいます。

何故ギックリ腰がおこるのか!

ぎっくり腰になってしまう原因は様々です。

重い物を持ち上げる時や力を入れた時になってしまうケースもあれば

ただ立ち上がる時になってしまうケース、気づいたら痛くなっていたケースなどあります。

ぎっくり腰は一般的には筋肉の損傷という形で診断をされると思います。

筋肉が損傷するという事は筋肉の柔軟性が低かったり、硬い筋肉の質になってしまっていると損傷しやすくなってしまいます。

なので、一般的に安静を指示されたり、患部に負担をかけないように指示を出されます。

中には病院でヘルニアや狭窄症、圧迫骨折などがレントゲンやCT、MRIなどで発見される事もあります。ただしヘルニアや狭窄症などは直接腰の痛みを引き起こしている可能性は低いということも最近では言われています。以下の記事にも説明されているのでご一読ください。

https://president.jp/articles/-/22463?page=2

もちろんヘルニアが原因で痛みを出しているケースもありますが、当院でも病院でヘルニアと診断されて手術をした後に痛みが出てきた人が来院された症例もありますし、ヘルニアと診断されて手術をしたく無くて当院に来院されたケースもあります。

なので、気になる方はご相談いただければと思います。

※ただし圧迫骨折の場合は外部から刺激を与えてしまうと悪化しますので安静が一番ですのでお気をつけ下さい。

私たちが考えるギックリ腰の要因!

先ほど一般的なぎっくり腰の原因について説明をしました。

ぎっくり腰になってしまう方は筋肉が硬くなっていたり柔軟性が低い人はちょっとした動作や重いものを持ち上げた時に損傷をしたり。ヘルニアや狭窄症、圧迫骨折などで痛みが出る。という内容でした。

これは間違いでもないですし、一般的に言われている事です。

ただ何故筋肉が硬くなってしまったり、柔軟性が低くなってしまうのでしょう?

この問題が一番の大元なのです。

筋肉が硬くなってしまうのには様々な理由がありますので箇条書きしていきます。

  1. 食生活の乱れ 
  2. 睡眠不足 
  3. 運動不足 
  4. 姿勢不良
  5. 偏った体の使い方

大きく分けると5つの理由で筋肉が硬くなってしまいます。

 

食生活の乱れ

食生活の乱れとは、アルコールを飲みすぎたり、食べすぎたりすると内臓に一時的に負担がかかります。

内臓が一時的に負担がかかるとその周囲の筋肉が硬くなったり緊張したりします。

これを内臓体壁反射と呼びます。

また外食ばかりしていると化学物質が体内に蓄積されていき神経の働きが興奮状態に陥ります。神経が興奮すると筋肉が緊張するので硬くなってしまいます。

睡眠不足

睡眠不足の状態だと自律神経のスムーズに働きにくくなってしまいます。

自律神経は交感神経と副交感神経をシーソーのようにオンとオフを調整する機能があるのですが、これがスムーズに働かないと活動と休息が上手くコントロール出来なくなります。

分かりやすく例えると

自分では寝ているつもりなのに、筋肉はずっと緊張しっぱなし

の状態になっています。

そうなると筋肉は休まらずに硬くなってしまうのです。

運動不足


運動不足だと、筋肉を動かす事が少ない為血流が低下しやすいです。

血流が低下してくると筋肉に必要な酸素が十分に供給されにくくなったりするので硬くなりやすいです。

更に筋肉が硬くなると、リンパの流れも悪くなるので老廃物が溜まりやすくなります。

そうなると更に筋肉が硬くなりやすくなります。

姿勢不良


姿勢不良の状態が長く続くと、その姿勢の悪い状態で筋肉が動かなくなってくるので血流が悪くなるのと、体にかかる負担が大きくなる為筋肉が硬くなってしまいます。

ただし、良い姿勢を長時間続けるのも良くありません。

同じ姿勢を長時間続けると、結局動かす事が出来ない為に血流が悪くなり筋肉が硬くなります。

偏った体の使い方


長時間同じ作業をしたりするのも筋肉を固めてしまいます。

例えると、ウォーキングは体に良いとされていますが、一日中ウォーキングしているとさすがに疲れますよね?

極端な例になりますが、体は色々な動きをする事で色々な筋肉が動き血流を促進させます。

偏った体の使い方だとずっと同じ筋肉を動かすので疲労が溜まり筋肉を硬くします。

また使っていない筋肉も存在するので、使っていない筋肉は血流が悪くなり硬くなってしまいます。

筋肉が硬くなると骨格のズレを引き起こす
先ほどまでぎっくり腰になってしまう方は筋肉が硬く柔軟性が低い。筋肉が硬くなる要因は5つの原因があると説明をしました。

ぎっくり腰を起こしてしまうステップには筋肉が硬くなり、骨格のズレを引き起こすことで重症化させていきます。

ズレた身体は正しく動かすことが出来ません。一か所に負担が集中したり、神経の伝達が阻害されてしまったりします。

ぎっくり腰になってしまう時、重いものを持ち上げたり、軽い動作で激痛が走ったりします。この、激痛が走った時、身体は想定していない関節の使い方になり、その後も劇つが続くギックリ腰の完成です。

この画像にも書いてありますが、骨格がズレる時には筋肉が緊張したりして骨を引っ張ります。

筋肉が硬くなるのは化学物質を摂取すると神経伝達が悪くなる為、筋肉が緊張するのです。

化学物質以外にも先ほどの5つのポイントが筋肉を硬くして骨格の不良を引き起こしぎっくり腰を起こしていると当院では考えております。

当院のぎっくり腰への考察を要約すると

ぎっくり腰が起きる

骨の配列にズレが埋まれる

筋肉が緊張する

神経伝達が悪くなる、血流が悪くなる

化学物質を摂取、睡眠不足、運動不足、姿勢不良、偏った体の使い方

 

という流れでぎっくり腰が起きてしまうと考察しています。

なので当院では骨格の並びを整え、関節があるべき動きが出来るように筋肉を調節し施術を行っていきます。

ギックリ腰はどんな症状?

ぎっくり腰といっても人それぞれの感じ方があります。

  • 起き上がるのもキツイぐらい痛みがある
  • 歩けないぐらいの痛みがある
  • 動けるけど中腰になるのがキツイ
  • 歩くのは大丈夫で座る動作の時に痛い
  • 足を持ち上げるのが出来ない
  • 靴下をはけない
  • 痛めたポジションから動かす事が出来ない
  • 一度座ったら立ち上がれない
  • 動き出す時だけ痛いが動き出してしまえば大丈夫

などなど、もっと細かい部分はあると思いますが本当に人それぞれの感じ方があります。

ぎっくり腰の場合に限らずですが、体の痛みや症状は早く対処していった方が回復が早くなりますし、ぎっくり腰を繰り返さない為にも放置はしない方がベストです。

くれぐれもぎっくり腰になったら無理をせず、体を休めて回復させていきましょう。

ぎっくり腰を早く治す方法【対処方法】についても説明していますので、ぎっくり腰を早く良くしたい方は以下の記事をご参考にしてください。

まとめ

  • ぎっくり腰は急になる為、急性腰痛、急性腰部捻挫が正式名称である
  • ぎっくり腰は筋肉・筋膜、関節による影響が大半以上
  • ごくたまにヘルニアや狭窄症、圧迫骨折などの問題もある
  • 筋肉が硬くなるのは5つのポイントがある
  • 筋肉が硬くなると背骨のズレを引き起こす
  • ぎっくり腰の時、激痛が走る時に背骨のズレも引き起こされている
  • ぎっくり腰の症状は人によって様々な感じ方がある
  • ぎっくり腰になったら早めに対処していきましょう

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[ 2020年2月6日 ]

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