いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
先月ぎっくり腰の患者さんが非常に多かったのですが
今日はぎっくり腰になってしまう傾向などをお伝えして、少しでもぎっくり腰にならないようになって頂きたいと思います。
ぎっくり腰とは
まず、ぎっくり腰は別名、急性腰部捻挫と言います。
名前の通り、腰部の捻挫を起こしている状態なのですが、皆様、捻挫というと足首の捻挫をイメージされると思います。
足首が動いてはいけない方向にグキッと捻られてしまうと、完全に皆様も捻挫してしまった、と自覚されるはずです。
しかし、ぎっくり腰になる方のほとんどが
朝、腰を屈めただけでなってしまった、起き上がろうとした瞬間になってしまった、靴下を履くときになってしまった、くしゃみ・せきをしてなってしまった、椅子から立ち上がった瞬間になってしまった、等々
足首の捻挫のように派手な動きや捻る動きでなってしまっていないのに、ぎっくり腰になってしまうケースが大半なのです。
何故ハッキリと捻った自覚が無いのに、そのような状態になってしまうのか?
それは、外部からの影響で捻挫しているのでは無く、自分の身体の一部の筋肉が硬くなりすぎてしまい、骨や骨格を引っ張り、勝手に捻挫させてしまっているのです。
分かり易く言うと、筋肉は骨と骨の間にくっついているので、筋肉が硬くなりすぎてしまっていると、骨と骨を引っ張り合って綱引きのような状態になり、筋肉がくっついている骨や骨格をズレさせて、捻挫のような状態を作り出してしまっているのです。
また、ぎっくり腰の患者さんは、普段そんなに腰痛では無いのに急に痛めてしまったと、仰られる傾向にあるのですが
これは、筋肉が硬い状態が続いてしまうことで、自分の知覚神経が麻痺してしまっている為、筋肉が硬くなりすぎてしまっていても自覚する事が出来ない状態にあるのです。
その為、まだ痛みを自覚されている方であれば、予防や自分の身体を気遣って使うようにするので良いのですが
自覚が無く、いつも通り過ごしてしまっている方は、予防や自分の身体を気遣う事は出来ないので、ぎっくり腰に向って一直線に進んでいってしまいます。
ぎっくり腰にならないように気をつける為にはどうしたら良いのか?
それは、至ってシンプルです。
①自分の身体の柔軟性をチェックする:
人間の筋肉・関節を動かす正常な範囲をテストする、整形外科テストといわれるものがあるのですが、自分の身体がきちんと正常な範囲を動かせるか、動かせないかをチェックしてみて下さい。インターネット【整形外科テスト 関節可動域】 で検索すると出てきます。
正常な範囲を動かせないのであれば、ぎっくり腰になるリスクがあります。
②筋肉がパンパンに張っている・又は硬くシコリみたいに固まっているかチェックする:
痛みや症状等の自覚がなくとも、筋肉が硬い場合は非常に多い傾向にあります。柔らかい筋肉は上から押した時に程よい弾力があります、固まっている筋肉はガチガチに硬直しているような状態なので、上から押してもあまり沈まないか、弾力感がなく、粘土のように押しても戻ってこないような感じがあります。この状態もぎっくり腰のリスクがあります。
③自分の姿勢をチェックする:
骨のズレや、骨格の歪みが強い状態だと筋肉の負担が上がってしまうので、症状や自覚が無くとも筋肉は硬い状態になっていると言えます。鏡で自分の姿勢や周りの人に見てもらうのもチェックしたり、猫背で背中を楽に伸ばせなかったり、肩が耳まで楽に上がらなかったりするとぎっくり腰のリスクは更に上がります。
姿勢をチェックする項目としては
・左肩が右肩に比べて上がってしまっている
・ウエストが左側だけくびれがいない
・左の口角が右に比べて上がっている
・鼻が左に曲がっている
・お尻が左側だけ垂れている
・左側の肋骨が上がっている・ボコボコしている
等々です。上記全部当てはまる人は赤信号ですので、早めのケアをオススメします。
もっと細かく見ると上記3点以外にもあるのですが、ご自身でチェックするのであれば充分です。
ぎっくり腰はなってしまってから対処するのでは、大変です。
ぎっくり腰になると、日常生活も、お仕事も困難な状況になります。
大切なのは、いかにご自身の今のお体の状態を理解して、いかにぎっくり腰や症状を出さないようにするかが、重要です。
是非、みなさんご自身でお体をチェックして、痛みを未然に防ぐ予防をしていきましょう!
何か分からないことや聞きたいことがあればご連絡下さい。
【診療時間】
東京都葛飾区金町にあります、【腰痛専門整体】金町南口整骨院です。
腰痛に特化した整骨院ですが、その他の症状やお悩みにも勿論対応しております。
腰痛以外にもスポーツ障害や怪我の早期回復、姿勢の歪みの改善、メンテナンス等の予防、パフォーマンスアップ、自律神経症状の改善などに取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、金町南口整骨院です。
金町南口整骨院
住所:〒125-00423
東京都葛飾区金町6-7-14
電話番号:03-5699-8533
ご予約をご希望の方はこちらをクリック⇒https://kanamachi.chiryouin.biz/access
エキテンサイト⇒https://www.ekiten.jp/shop_6009790/
フェイスブック⇒https://www.facebook.com/kanamachiminamiguci/
instagram⇒https://www.inst4gram.com/u/kanamachi6714
ライン@⇒