「高校生でも腰が痛いなんてことあるの?」
「病院に行った方が良い?もう少し様子を見るべき?」
「親からそのうち良くなるでしょと言われたけど、全く良くならない…」
上記のお悩みをこの記事では解決させます。
解説するのは整骨院勤務歴10年になる現役整骨院院長です。
私も中学3年生の時に腰が痛かった経験がありますが、過去に戻って中学生の自分にアドバイスしてあげたいと思っています。
高校生でも腰が痛いなら治療を受けた方が良い?
結論から申し上げますと、高校生でも腰が痛いなら治療を受けるべきです。
なぜなら、この記事にたどり着いた人は痛くなってから1か月以上は腰が痛いのではないでしょうか?
つまり慢性化している状態です。
腰が痛い状態が慢性化している場合には治療を受けたり、根本原因を見つけたりしないと改善しません。
とはいっても根本原因よりもまずは痛みをなんとかさせたいはずです。
次にどこで治療を受けた方が良いかを解説していきます。
整骨院?病院?腰が痛い場合はどちらに行くべき?
腰が痛いなら治療を受けた方が良いのは分かったけど、どこに行ったらよいか分からないですよね?
私も学生の頃には分かりませんでした。
次に腰が痛い場合には整骨院か病院どちらに行くべきか、に絞って解説していきます。
腰が痛い状態が1か月以上続いているなら整骨院へ
腰が痛い主な原因は、筋肉や関節の固さです。
なので、筋肉や関節を緩める必要があります。
整骨院で勤務するのは主に柔道整復師、鍼灸師といった筋肉や関節の施術に特化したプロです。
まずは一度お近くの整骨院に行ってみましょう。
良くなる整骨院の見分け方とは
一概には言えませんが、自費治療を行っている整骨院が良いと思います。
なぜなら健康保険を使った治療だけでは、慢性化した腰痛は改善しないからです。
そもそも腰が痛い状態で健康保険が使える場合は
打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合のみ保険の対象になります。
柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
ただ自費治療だからといって全部の整骨院で良くなるわけではありません。
まずは一度整骨院に行って施術計画を聞いたり、実際に施術を受けたりしてみてください。
治療にかかる金額は?
学生が整骨院で受ける自費治療の目安としては、3000円から5000円くらいかと思います。
ただ収入のない高校生には支払いは難しいはずです。
ですので、はじめて行く整骨院の場合には、親御さんと一緒に行きましょう。
治療期間の目安は?
週に1度整骨院に行けるなら3か月程度で症状は改善してくるでしょう。
1度の施術だけでも腰の痛さが改善することもありますが、辛さは戻ります。
根本的な原因を解決させるのにはある程度時間が必要です。
部活に入って即戦力、スタメンになれるなんてほとんどいないことと同じだと思ってください。
誰が見ても分かるような骨折があるなら整形外科へ
骨折していないか心配な場合には整形外科を受診してみてください。
整形外科の強みはレントゲンを使って、骨折があるかないかの画像診断できることです。
腰の骨折が疑われる場合は
・いつから痛くなったのか日時がはっきりしている
・接触プレーがあった
・ボールなど硬いものがぶつかった
などです。
上記以外に腰が痛い状態で整形外科に行っても、残念ながら何も解決はしません。
腰が痛いなら高校生のうちに改善させよう
最後にこの記事のまとめです。
・高校生でも腰が痛いなら治療を受けに行くべき
・原因がはっきりしないなら自費施術を行っている整骨院にいこう
・明らかな骨折がある場合のみ整形外科へ
でした。
腰が痛いとどうしても腰が気になり、充実した高校生活が過ごせなくなります。
若いうちの方が早く良くなるで、高校生のうちに腰痛を改善させてくださいね。