みなさんこんにちは。
今日は当院であったある症例を報告したいと思います。
20代 女性
先天性臼蓋不全で足（股関節）が痛みます。
との問い合わせがありました。
結果から言うと症状は1回の施術で痛みは消失しました。
先天性の臼蓋不全を調節したわけではありません。
では何をしたと思いますか？
簡単に言うと硬くなった筋肉を緩めるように調節しただけです。
つまり何が言いたいのかというと
「その足の痛みは本当に先天性臼蓋不全だから痛いの？」
ということです。
もし本当に先天性のなにか問題の影響で痛みや不調が生まれている場合は手術しか改善する方法はないのではないかと思います。
今回は1回で痛みが消失しましたが、少しでも変化がでればまだあきらめる必要はないと考えて良いと思われます。
先天性のなにか問題があっても他の問題が全く何もないという事はあまりないんではないでしょうか？
その患者さまも長時間のデスクワークで身体が硬くなったり、高齢者の介助をしていて日々身体への負担はかかっていたとのことでした。
仕事だから負担がかかってしまうのはある程度仕方ないことだと思います。
ですがちょっとした対策で身体にかかる負担というのは大きな差になってくるのではないでしょうか？
患者さまの生活スタイルをお伺いして今回アドバイスさせていただいた事は
・長時間デスクワークが続いたら最低1時間に1回は立って身体を動かしてください。
→長い時間狭い飛行機の座席に座り続けると血行が悪くなってしまうエコノミークラス症候群に近いようなことが普段のデスクワークでも起こる可能性がある為。
・大股で歩くようにしてください。
→身体が固くなると関節の動きも悪くなり血行不良になりやすく筋肉が固くなるので大きく関節を動かすだけでも予防になります。
・介助する際は腰を曲げずに持ち上げてください。
→膝を曲げて人（もの）に出来るだけ近づいて持ち上げるだけでかかる負担は大きく変わります。
上記の項目を守って頂いた成果もあり
本日2回目のご来院がありましたが痛みも戻っていることはなかったです。
みなさんも日々の生活を見つめ直し、何が身体に負荷をかけてしまっているのかを考えてみると良きかもしれないですね。
まずは一人で悩まずご気軽にご相談ください(^-^)
金町南口整骨院
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