いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は患者さんから、『姿勢は気をつけているのに何で首肩が痛いんですか？』との質問を頂いたので、皆様にもその回答を説明させて頂きます。
因みにこの患者さんは整体を受けていて、腰の痛みは良くなったが、首肩は変化が無かったそうで、状態を見させて頂くと
以前にも猫背だけ気をつけていてもダメな理由で説明させて頂いた頭の位置も悪い状態でした。
ご質問頂いた患者さんだけでなく、多くの患者さんがそのような状態になっているので
今日は頭の位置が悪くなってしまう事で起こってしまう首の負担を説明いたします。
図の一番左側にある頭の位置だと肩のラインの上にあるので首の筋肉の負担は多くはならないのですが
角度が１５度ずつ下を向いていってしまうとどんどんと首の筋肉の負担は増す一方になってしまいます。
ほぼ下を向いて本を見たり、携帯を見たり、作業をしていたりすると、首の負担だけでなく背中も後ろにボコッと突出してしまい、上の背中が盛り上がってしまいます。
ご質問された患者さんの状態も首の角度が６０度ぐらいになってしまっている方でした。
このような状態になってしまうと、首の筋肉はパンパンに張りすぎてしまい、首の皮膚もつまめないぐらいの状態になります。
頭の位置が前に出れば出るほど、又は下を向けば向くほど筋肉の負担は倍以上になってしまうのです。
なので、いくら腰や背中が伸ばせる状態になっていたとしても、頭の位置と首の状態が悪ければ首肩の状態は変わりません。
なので、頭の位置や角度などがどうしても悪くなってしまっている方は、定期的に身体を伸ばしたり、深呼吸したりして悪い状態で長時間いることを避けて下さい。
又は椅子等に腰を伸ばしやすいクッションや、座椅子、又は背中を伸ばしやすいクッション等を用意していつでも気軽に伸ばせる状態を整える事も大切です。
一番、良いのはウォーキングだったり、運動したりする事が良いですが、まずは気軽に行えることから始めていくのが、健康の第一歩なので、少しづつ行ってみてください！
金町南口整骨院
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